熊本大学文学部附属 国際マンガ学教育研究センター発行のジャーナル(論文誌)『視覚批評』第1号が刊行されました。

■目次

【研究論文】

・日本初のレディースコミック誌『別冊女性セブン』はどうして生まれたのか― 戦後マンガ史の大転換機・1968年 ―
 池川佳宏(熊本大学) ……………………………………………… 1

・「詩的なあたたかさ」のある政治漫画への模索― 清水崑の政治漫画における独自性の検討 ―
 入江清佳(長崎市長崎学研究所) ……………………………………23

・世界を股にかける恐ろしくも美しい怪物― 欧米ホラーの枠組みを拡張する伊藤潤二作品『富江』シリーズの物語構造 ―
 桑原真子(熊本大学) ………………………………………………57

・館内外企画展開催を通した那須良輔資料紹介の試み― 地域おこし協力隊の視点から ―
 中尾章太郎(湯前まんが美術館) ……………………………………83

【研究ノート】

・メディア論について私が知っている二、三の事柄― あるいは授業について語るときに大学教員の語ること ―
 伊藤弘了(熊本大学) …………………………………………… 129

・小説を原作とするマンガのオノマトペ
 永井暖花(熊本大学) …………………………………………… 159

 編集後記 …………………………………………………………………… 177


『視覚批評』は全ページをPDFで読むことができます。こちらからダウンロードして入手いただけます。

※3月29日追記:PDFファイルは現在ver3です。(ver2_PDF内画像が不鮮明な部分を差し替えました。ver3_PDFのページ順に誤りがある部分を差し替えました。なお白ページはPDF版ではカットしております)